2017/5/17～6/30 スペイン
スペイン巡礼スタート！
スペイン巡礼が始まりました。イルンからサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、「北の道（Camino del Norte）」を歩きます。854キロです。 巡礼者用の宿（albergue）に、巡礼路の地図が貼ってありました。歩き始めるイルンは右上にあります。北の道は東から西へと続く海沿い道です。北の道と並行している内陸の道はフランス人の道です。フランスの町サン・ジャン・ピエ・ド・ポーをスタート地点とする巡礼者が多い、一番人気の巡礼路です。
【１日目】Irún → San Sebastián（29 km）
バスク州のイルンをスタートして、29キロ先の美食の町サン・セバスティアンを目指します。
巡礼初日の朝。背筋を正し、深呼吸をして、歩き始めます。
巡礼者同士で交わす挨拶があります。ブエン・カミーノ（¡Buen camino!）といいます。Buenは「良い」、Caminoは「道」ですので、「良い道を」「良い巡礼を」という意味となります。
【２日目】San Sebastián
巡礼を始めていきなりですが、２日目の今日は巡礼をお休みすることとします。ここは美食の町サン・セバスティアン、バル巡りをしたいと思います。詳しくは、次のページ「スペイン巡礼３」でご紹介します。
【３日目】San Sebastián → Zarautz（21.3 km）
ビスケー湾を臨みながらの巡礼です。いくらアップダウンが多くても、海を見ながら歩ける「北の道」を選んで良かったと思います。
このような標識を頼りに巡礼路を歩いていきます。
海の見える景色に続いては、牧歌的な景色が広がります。変化に富んでいます。
地元の方からの有難い差し入れです。
【４日目】Zarautz → Deba（26.9 km）
移り変わる景色と香りを楽しみながら、今日も進みます。まずは海。
続いて、ヤギ。
葡萄園。
シートラ（林檎酒）の無人販売所です。もう売り切れか…と残念がっていると、別の巡礼者の方から「Would you like?」とお裾分けが！有難く頂戴し、しばらく幸せ飲酒歩行。
移り変わるのは景色だけではなく、お天気も。
夜は、宿で知り合った韓国人の子と「韓国語と日本語って意味・発音ともに似てる単語があるよね～」という話題で盛り上がりました。例えば、鞄（カバン）、無料（ムリョ）、無理（ムリ）、約束（ヤクソック）、高速道路（コソックドロ）等々。微妙な三角関係（ミミョハン、サムカクカンゲ）なんてのもありますね。
【５日目】Deba → Markina-Xemein（28.6 km）
いつもより早めに外に出ると、美しい空が見れました。
９キロのバックパックが昨日より重く感じます。
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