2018/4/26~5/2 イタリア
世界旅ラストの滞在地はミラノ
世界旅の最後の滞在地として選んだのが、ここイタリアのミラノでした。
何故、最後の地にミラノを選んだのか?
…実は、日本行きの安いチケットが見つかったからです。それだけです。
そうはいっても、イタリアは大好きな国。思い切り楽しみましょう!
ミラノのドゥオモ
初めてミラノに来たのは、30歳の頃。ミラノを起点にイタリアを目まぐるしく南下するという、定番のパッケージツアーで訪れました。当時このドゥオモを見たとき、短時間ながらもゾクゾクと鳥肌が立ったのを覚えています。その圧倒的な美しさと迫力に言葉を失いました。
10年以上の月日が流れ、再びここにやってきました。自分の足でやってきたので、時間に追われることなく、好きなだけ過ごすことができます。あのとき何故あれ程までにゾクゾクしたのか、その理由を確かめてみたくなりました。
先程「圧倒的な美しさと迫力」と書きましたが、確かにその通りです。でもそれでは抽象的で、自分の感動を的確に表現できていないような気がします。
動画も撮ってみました。
小一時間ドゥオモを眺めていました。見れば見るほどゾクゾクします。こんなにも大きな建物なのに、こんなにも繊細な装飾が施されているのですね。一つ一つ丁寧に眺めます。
考えてみれば、なぜ自分はこれを見てゾクゾクするのかを「確かめる」ために時間を過ごすなど、贅沢な時間の過ごし方です。以前は「せっかくだから多くを見ていこう」と走り回っていました。でも今は「せっかくだから何したい?」とまずは自分に問いかけています。したいことはその時々で異なり、観光の王道のような過ごし方のときもあれば、非常に個人的な楽しみ方の場合もあります。「ここでは〇〇すべき」とか「ここでは〇〇は外せない」とかいうガイドブックの情報はほどほどにして、自分を満足させる旅こそが、忘れられない旅になるのではないかと思います。
ちょっと曇ってきました。以前来たときは冷たい雨が降っていたことを思い出しました。
そのとき「あ」っと気付きました。私がゾクゾクする理由は、この天に向かって聳え立つ、いくつもある「尖塔」だったようです!天を突き刺すのではないかという勢いを感じます。
調べてみると、この尖塔は135もあり、その先にはそれぞれ別の聖人が立っているのだそうです。前回も今回も、こうして下から上へ見上げたとき、心が揺さぶられるのです。
満足しました。
それではお散歩の続きをしましょう。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
ドゥオモ広場からすぐのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア(Galleria Vittorio Emanuele II)、十字型のショッピング・アーケードです。プラダ本店があることでも有名ですね。
Coolな女性を見つけました。
ちなみに、私のミラノ人のイメージって、「ブルーのスーツのツンデレ男性」に「抜群に可愛くてコケティッシュな女性」です。
こちらもイタリアのブランドでしたね。
ピンボールの中に商品が展示されています。
さらにお散歩を続けましょう。
スフォルツェスコ城
スフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)に到着です。
中世の雰囲気ですね。
次に行きましょう。すると突如車が現れました。ハリーポッターの「空飛ぶフォード・アングリア」のようです。映画で使用されたものだそうです。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)です。レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」が展示されているのですよね。
こんな何気ない街の風景に、はっとするときがあります。
あっ、フリーダ・カーロ!メキシコの画家です。自画像を多く残しています。メキシコシティにあるフリーダの生家へ行きましたよ。ミラノでフリーダの展示会が開催されるようです。
これはメキシコの友達に見せなきゃ!
お散歩を続けましょう。
千と千尋の神隠しの「カオナシ」です!
"WILL YOU MARRY ME? (I NEED AN EUROPEAN PASSPORT)"
日本語にすると「あ…、あ…」となるでしょうか。
今日は私もたくさん歩きました。
私もちょっと休憩しようかしら。
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