2015/1/25~2/27 メキシコ
メキシコシティで食べたもの(第一回訪問時)をご紹介します。
タコス(Tacos)
やはり、メキシコといえば「タコス(Tacos)」ですね。トルティーヤ(tortilla)に様々な具材を巻きます。下は、鶏肉、モーレ、ご飯を巻きます。ご飯の赤色はトマトの色です。
具材となるお肉は、鶏肉、豚肉、牛肉などで、手の込んだものが多いです。その他、チーズやノパル(ウチワサボテン)などもよく入れます。
メキシコのトルティーヤは、トウモロコシのトルティーヤ(tortiila de maíz)がほとんどです。小麦粉よりも香ばしく、個人的にはトウモロコシのトルティーヤのほうが好きです。
ちなみに、スペインでトルティーヤといえば「スパニッシュオムレツ」のことをさします。
トスターダス(Tostadas)
向かって左はタコスですが、右はタコスではなく「トスターダス(Tostadas)」です。トルターダスの皮は、トルティーヤを揚げたものです。
お洒落レストランのトスターダス。ワカモレ(Guacamole・アボカドディップ)がのっています。
トルタス(Tortas)
こちらも同じく、お洒落レストランで食べたもので「トルタス(Tortas)」です。トルタスは、トルティーヤの代わりに、パンを使ったものです。パンは柔らかめのバゲットが多かったです。
お洒落レストランでは、「テキーラ(tequila)」も頂きました。
エンチラーダス(Enchiladas)
トルティーヤを使った料理に戻りましょう。
タコスに唐辛子ソース(salsa de chile)をかけた「エンチラーダス(Enchiladas)」。
下は、エンチラーダス・スイサス・ヴェルデ(Enchiladas Suizas Verde)。スイサ(Suiza)はスイスという意味で、スイスからもたらされたかけたベシャメルソースをさし、ヴェルデは、サルサ・ヴェルデのことですね。
タコス同様、中に具材が入っています。
エンチラーダス・デ・モーレ(Enchiladas de Mole)。モーレとよばれるソースのエンチラーダスです。
エンチラーダス・ヴェルデ(Enchiladas Verde)。サルサ・ヴェルデ(緑のソース)のエンチラーダです。上にのっている三角形のものは、トトポス(Totopas)といって、トルティーヤを八等分して油で揚げたものです。
トトポス(Totopos)
「トトポス(Totopos)」は、お通し感覚で、サルサとともに出てきました。
市場で見かけたトルティーヤ屋さん。
モルカヘテ(Molcajete)
モルカヘテ(Molcajete)は、メキシコの伝統的な石臼のことで、アステカ・アステカのころから使用されていました。主には、スパイスなどをすりつぶす道具として使われますが、温めて石鍋のように使われることもあります。下は、モルカヘテに、お肉・アボカド・ノパル(ウチワサボテン)・チーズなどが入ったアツアツ料理です。
こちらもトルティーヤで巻いて食べます。
ポソレ(Pozole)
美味しいものに溢れるメキシコですが、特に「ポソレ(Pozole)」は美味しかったです。下は、メキシコのチェーン店「Potzollcalli(ポソルカリ)」で食べたポソレ・ロホ(Pozole Rojo)。ロホは赤色のことで、赤色のポソレです。
アボカドや玉ねぎなどをトッピングします。
具沢山です。大きめのトウモロコシがゴロゴロと入っています。お肉は鶏肉のものを選びましたが、豚肉もあるようです。
フランシスコは、セットのコーラ(小)では足りないらしく、コーラ(大)も注文していました。
ソパ(Sopa)
ソパ(Sopa)とはスープのことで、メキシコはスープも美味しかったです。下の画像の黒色っぽいものはチレ・パシージャ(Chile Pasilla)といって、唐辛子の一種ですが、あまり辛くはありませんでした。その他、鶏肉、トルティーヤ、アボカドなどが入っていました。
スープというより、しっかりとしたお食事です。
チレス・エン・ノガダ(Chiles en Nogada)
唐辛子の「緑」、ソースの「白」、ザクロの「赤」で、メキシコの国旗の色となる「チレス・エン・ノガダ(Chiles en Nogada)」。メキシコ独立記念日の9月16日に食べられる、メキシコを代表する料理です。
主な材料は、チレ・ポブラノ(Chile Poblano・唐辛子の一種で辛くない)、クルミ、ザクロ、牛肉や豚肉、牛乳、シナモン、リンゴやプルーンなどの果物です。材料を聞いても、画像を見ても、全く味の想像ができません。
実際に食べてみたところ、私には馴染みのない味だったためか、美味しいのかそうでないのか、正直なところ、よく分かりませんでした。繰り返し試したら、その良さや、自分の好みなどが分かるようになるかもしれませんね。
セシーナ(Cecina)
塩を振って干した肉、セシーナ(Cecina)。さまざまな調理方法があるようです。こちらはシンプルなもの。
こちらは、ベシャルメソースをトッピングしたセシーナ。
セシーナとモーレ・エンチラーダ。
ウサギ肉(Carne de Conejo)
ウサギの肉(Carne de Conejo)です。
タマレス(Tamales)
すりつぶしたトウモロコシを蒸した「タマレス(Tamales)」です。朝食の定番です。
注文すると、大きな蒸し器からタマレスを取り出し、パンにはさんでくれました。
このタマレスは何だったのでしょう。赤いです(調査中)。
アイスクリーム
老舗アイスクリーム店「ROXY」のアイスクリームです。
1946年創業だそうです。
オブレア(Oblea)
「オブレア(Oblea)」とよばれるお菓子です。薄いウエハースのようなものです。かぼちゃの種(semillas de calabaza)が見えますね。
アレグリア(Alegría)
直訳すると「幸せ」という意味の「アレグリア(Alegría)」。スーパーフードのアマランサスで作った「おこし」のようなお菓子です。
マサパン(Mazapán)
ピーナツと砂糖のお菓子「マサパン(Mazapán)」です。老舗ドゥルセ・デ・ラ・ロサ(Dulce De la Ros)社のものをよく見かけました。落雁みたいで、美味しかったです。ちなみに、バラの香りはしません。
オブレアやアレグリア、マサパンなどは、こんな感じに売られていました。
バッタ(Chapulines)
露店の豆屋さん。豆だけでなく「バッタ(Chapulines)」も売っていました。下の画像右です。
最初こそ勇気が必要でしたが、食べ始めると止まらない美味しさ。塩・唐辛子・ライムをかけて食べました。
オルチャータ(Horchata)
お米のドリンク「オルチャータ(Horchata)」です。こちらはホットです。
タコスしか知らなかったメキシコ料理ですが、その他たくさんの美味しいものに出合え、メキシコには何度も足を運びたいなと思いました。
>> 次は、また来ることを約束して です。
─ Ciudad de México #1 ─
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