2015/1/25~2/27 メキシコ
オシャレ文化地区「コヨアカン」
メキシコシティの西南部に位置する「コヨアカン(Coyoacán)」は、フリーダ・カーロやディエゴ・リベラなど、芸術家や革命家が住んでいた場所として有名。町並みはオシャレで、フリーダ・カーロの生家をはじめ、美術館や博物館が多くあり、文化的な雰囲気の漂う素敵な場所です。
メキシコを代表する犬、メキシカン・ヘアレス・ドッグに出合いました。こちらでは「ショロ(Xolo)」と呼ばれており、正式名称は「ショロイツクインツレ(Xoloitzcuintle)」。アステカ神話の神ショロトルの使いの犬とされています。
昔は「湯たんぽ」替わりだったとか。確かに、直接温かさが伝わってきそうですね。
そういえば、メキシコシティ初日にブタに出合いました。「ペットとしてメジャーなの?」と聞くと「メジャーじゃないよ、珍しいよ」との回答でした。
コヨアカン市場
さて、コヨアカン市場に到着しました。
まずは、お野菜と果物を見てみましょう。
パイナップルの右横にあるのは、ヒカマ(Jicama)です。メキシコ原産の伝統的な野菜で、生で食べることが多いようです。
ヒカマです。ほんのり甘くてシャキシャキ食感。体にも良いそうです。
メキシコでは、お得に美味しい果物をしっかりと楽しんできました。特に美味しかったのはパパイヤ! 日本で食べていたパパイヤは何だったのだろう?と思ってしまうほど、メキシコのパパイヤは美味しかったです。鮮度の違いかしら?
マンゴーも美味しかったです。手前にあるのは、サポテ(Zapote)という果物です。
トスターダを食べる
さて、右のお店でお食事しましょう。トスターダ屋さんです。
トスターダ(Tostada)は、トルティーヤをトーストしたもので、タコスのように好きな具材を選んで、挟んで食べます。パリっとした皮のタコスとでもいいましょうか。左がトスターダの具材、右が飲み物メニューです。
飲み物メニューの下段、右から二番目の「TUNAって?」と尋ねると、「これだよ」といって下の画像を見せてくれました。ウチワサボテンの実です。
よく分からないまま、オーダーして、トスターダを待ちます。
手の込んだ具材が並んでいます。そのままでも美味しそうです。
サルサです。私は、サルサ・ベルデ(salsa verde)、緑のソースが大好きです。
飲み物がきました。右は、オルチャータ(Horchata)というお米で作るドリンクです。
きました!トスターダ!
ティンガ(tinga)だったかしら? それとも、コチニータ(cochinita)?
生のマグロ(atún fresco)です。
鶏肉とモーレ(mole)です。
こちらは、なんと「カニカマ」です! Surimi と呼ばれています。
八百屋さん
サルサ・ベルデの材料となるトマティーヨ(tomatillo)です。トマトのような名前ですが、ホオズキの仲間です。これを完熟させたら、日本で食べる甘いホオズキになるのかしら?
ウチワサボテン、ノパル(nopal)です。ヌルヌルとしています。タコス屋さんへ行くと、トッピングとして、刻んだノパルがよく置かれていました。
左中央にある袋に入った野菜は、チャヨーテ(chayotes)、ハヤトウリです。グアテマラではウィスキール(huisquil)と呼ばれていて、よく煮込み料理に入っていました。
右上は、ズッキーニの花。イタリアなどヨーロッパでも食べますね。
市場の食堂は、安くて活気があって、いいですね。
大きな鍋に様々な料理が。
ついつい、覗き込んでしまいます。
フルーツ柄のホーロー鍋。かわいらしい。
かわいらしいエプロンをした女性が何かを焼いています。
トルティーヤにしては、色が濃いような…。
青トウモロコシ(maíz azul)で作ったトルティーヤでした。
とっても楽しかったです。
>> 次は、メキシコシティで食べたもの をご紹介します。
─ Ciudad de México #1 ─
メキシコシティ歴史地区ほか 1
国立人類学博物館
メキシコシティ歴史地区ほか 2
チャプルテペク城 | コヨアカン市場
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