2015/1/25~2/27 メキシコ
国立人類学博物館
引き続き、「国立人類学博物館(Museo Nacional de Antropología)」です。
オアハカの文明・文化(サポテカ/ミシュテカ)
メキシコ南部オアハカ州、サポテカ文明とミシュテカ文化の部屋です。
この博物館は展示品が非常に多く、正直なところ、この部屋に入った時には、クタクタになっていました。数日に分けて見学するのがいいですね。
解説を読む気力も残っておらず、撮影だけ。
サポテカの中心、祭祀センター「モンテ・アルバン」から出土された「シペ・トテック(Xipe Totec)」。この神は豊穣をもたらす農耕の神として崇められていましたが、その名の意味は「生皮を剥がした者」。この像のシペ・トテックは、生贄の生皮を身に纏い、頭蓋骨を手にしています。
下も「モンテ・アルバン」から出土された、通称「踊る人(Los danzantes)」の石彫。人々が踊っているように見えることから、このような名前が付けられたのですが、実際には、拷問を受けている姿を描いたものだったことが後になって判明。恥ずかしい裸の恰好や、性器が切り取られて流血している姿が見て取れます。
興味深いもの、歴史的価値のあるもの、もっと沢山あったのですが、もうクタクタのおなかいっぱいのため、この部屋を後にします。
─ Ciudad de México #1 ─
メキシコシティ歴史地区ほか 1
国立人類学博物館
5.オアハカの文明・文化(サポテカ/ミシュテカ)
Comments