2015/2/27~3/9 チリ
宿から歩いて行けるタハイ儀式村
荷物を置いて、早速モアイを見に行きましょう。
宿から「タハイ儀式村」まで、海沿いの道を歩いていきます。
この海の先にある島は、ずっとずっと遠くなのだろうと思いを馳せながら、海を眺めます。
とはいえ、地図上の「絶海の孤島」を感じることは難しく、それでも今自分がイースター島にいることは事実。フワフワした気分で海を眺めます。
途中、こんなモアイがありました。ガイドブック等には載っていません。
「AHU」と書いてありますが、AHU(アフ)とは、モアイが載っている、石を積み上げた祭壇のことです。
イースター島の雰囲気は、ずばり「のどか」。とても居心地が良いです。
国はチリに属しているため、イースター島は「南米」の一部なのですが、雰囲気は、タヒチと同様に「ポリネシア」といったほうが適しているような気がします。
海水浴を楽しむ人が多くいました。
もしこの島に暮らすとしたら…と妄想を膨らめながら、民家を眺めていました。
また何やらモニュメントが出てきました。この島をもっと知りたくなりました。
タハイ儀式村
タハイ儀式村に到着です。
まずは、「アフ・バイウリ(Ahu Vai Uri)」と呼ばれる5体のモアイです。海を背に立っています。
逆光のため、顔などよく見えませんが、1体1体異なったシルエットをしています。
右から1番目は胴体のみで細身、2番目は目から下のみでどっしり、3番目は斜めに顔右半分のみ、4番目は鼻から下のみ、5番目はほぼ全部が残っています。
これらは初期のモアイだそうで、モアイの中では小ぶりです。5メートルもありません。
5体のモアイの向こうに、2体のモアイが見えます。
手前が中期のモアイ「アフ・タハイ(Ahu Tahai)」、奥が後期のモアイ「アフ・コテリク(Ahu Ko Te Riku)」です。時代を追うごとに細身になっていくようです。
中期のモアイ「アフ・タハイ(Ahu Tahai)」です。
後期のモアイ「アフ・コテリク(Ahu Ko Te Riku)」には、違和感ありありのレプリカの眼がはめ込まれています。
後期のモアイ「アフ・コテリク(Ahu Ko Te Riku)」の横の姿です。頭に「プカオ(Pukao)」と呼ばれる石が載っています。帽子のように見えますが、帽子ではなく、男性の結い髪を再現したもののようです。
その向こうには、5体のモアイ「アフ・バイウリ(Ahu Vai Uri)」が見えます。
3つのモアイの位置関係は、こんな感じです。
これら海沿いのモアイの反対側には、虹が掛かっていました。
あまりにも美しく、あまりにも感動的で、切ない気持ちになってきます。
タハイ儀式村の場所です。
>> 次は、このタハイ儀式村の美しい夕日をご紹介!「タハイ儀式村2」へ続きます。
─ イースター島 ─
(1) 到着! (2) タハイ儀式村1
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