2015/2/27~3/9 チリ
モアイの製造工場「ラノ・ララク」
イースター島は、海底火山の噴火と隆起によって誕生した島。
島の南東にある「ラノ・ララク」は、イースター島最大の火山で、ここには加工のしやすい凝灰岩が豊富にあるため、モアイはここで製造され、運搬されていったそうです。
では、早速行ってみましょう。
おおー!モアイが埋まっています!
います、います、モアイがいます!
「ラノ・ララク」には、作りかけモアイや完成したモアイなど、合計なんと397体もいるそうです。スゴい数!
ちなみにイースター島全体には900体ものモアイがいるとのこと。ですので、全体の約45%がここ「ラノ・ララク」にいる計算になります。
埋もれていたり、倒れていたり…。
首がポキっと折れていたり…。
有名モアイ
ガイドブックやパンフレットなどに掲載される有名なモアイといえば、コチラでしょう。
向かって右、その名を「HINA RIRU」と言います。スペイン語読みだと「イナリル」でしょうか。ローマ字読みだと「ヒナリル」ですね。この角度が最も凛々しいかと。
こちらは、珍しい「正座」するモアイです。
正座するモアイの名は「トゥクトゥリ」だそうです。
コチラは、切り出し途中のモアイです。
完成すると21メートル、島最大となったと言われるモアイ。緩やかな斜面にあります。頭が上。少し分かりにくいですね。
小高い場所から
火口へ向かって歩きましょう。緩やかに上ります。
なんとも幻想的です。不思議空間へ迷い込んでしまったようなワクワク感が広がります。
しかも、ここは絶海の孤島…。
火口付近
緩やかな坂を上ると、ラノ・ララクの火口です。湖がありました。
そして、その周辺にも、モアイがゴロゴロ。
思わず起こしてあげたくなるようなモアイ。
馬もいます。イースター島では、度々馬を見かけました。
謎多きイースター島
モアイについては、まだまだ解明されていないことが多いのですよね。そんなことを思いながら、こんな景色を見ると、地球って不思議だなぁ、もっと知りたいなぁと思います。
空も印象的でした。
世界旅の中で、最も心がときめいたのは、この景色の中をスクーターで駆け抜けた、この瞬間でした。
この景色も、決して忘れない。
こちらは私のFBのプロフ写真。私の世界旅を象徴する一枚です。
私の右奥にいる横向きのモアイは、イースター島最大のモアイ「ピロピロ」です。地上に出ているのと同じだけ、地下に埋まっているそうです。身長12メートル!
最大モアイ「ピロピロ」について
イースター島最大のモアイ「ピロピロ」について調べていたところ、非常に興味深い画像を見つけました。
ノルウェーの探検家で文化人類学者のトール・ヘイエルダールさん(Thor Heyerdahi, 1914-2002)がイースター島を調査を行ったときのものです。
以下、THE KON-TIKI MUSEUM ホームページより引用しています。
Heyerdahl and his research team excavated the statues and found, under the heads, that colossal torsos existed.
出典:THE KON-TIKI MUSEUM ホームページ
この「コン・ティキ博物館」、とっても面白そうです。ノルウェーのオスロにあるとのこと。「したいことリスト」に追記しておきましょう。
ラノ・ララクの場所です。
>> 次は、日本の企業が復元・修復を行った「アフ・トンガリキ」をご紹介します。
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