2015/4/29~5/13 モロッコ
オアシスの街ティネリール
ティネリール続きです。改めて場所を確認しましょう。
ティネリールは、このような景色が広がっています。
オアシスについて
ティネリールは「オアシスの街」と言われますが、当初「オアシス」という言葉に違和感がありました。何故なら、オアシスとは「砂地の中にあるもの」だと思っていたからです。ですが、このような岩地の緑地もオアシス。オアシスは「乾燥地域の緑地」のことで、砂地の中にあるものとは限らないようです。
そういえば、沙漠(砂漠)という言葉も、降雨が極端に少なく、砂や岩石の多い土地のことをいいます。砂地に限らないのですよね。
見る方角を変えると、これまたなんともいえない景色が。
トゥアレグ族について
いくつかの撮影ポイントに立ち寄りました。下の画像の場所ではベルベル人系の沙漠の遊牧民「トゥアレグ族」の人たちがお土産を販売していました。トゥアレグ族は「青の民」と呼ばれ、青いターバンと民族衣装を着ます。男性はターバンで顔を覆います。
ご婦人たちが畑でおしゃべりしているのが見えます。
クサールについて
本ページのタイトルでもある「クサール」という言葉について。
クサールとは、マグリブのオアシス住民の伝統的村落、要塞化された村のことをいいます。つまり「村」です。それに対し、カスバは、領主(城主)や有力者たちの住まいである「城塞」のことをいいます。
もう、ただただ「凄い凄い」と言いながら、景色を楽しみ、写真を撮る時間。
ツアー仲間。モロッコへはヨーロッパからの旅行者が多いのですが、私のツアー仲間は、韓国や香港などアジアからの旅行者がほとんどでした。たぶんアジア人でまとめられていたのでしょう。
仲間に恵まれました。楽しく見て回れました。
この日に見た植物です。4枚目はおそらくアーモンドでしょう。アーモンドの花は、桜の花にそっくりなのだそうです。
絨毯屋さんへ行く
案内されるまま、皆で建物の中へ入っていきました。
ミントティーで迎えられ、手織り絨毯の販売会が始まりました。
販売会も終わり、外に出るとロバが。ロバを見ると癒されます。
モロッコ版コンビニエンスストアとでもいいましょうか。
>> 続いては、大迫力のトドラ峡谷をご紹介します。
─ サハラ砂漠ツアー ─
(5) カスバ街道のクサール (6) トドラ峡谷
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