2015/4/29~5/13 モロッコ
ジャマ・エル・フナ広場の北側には、世界最大規模のスーク(市場)が広がっています。細い道が網目のように巡らされ、まるで迷路に迷い込んだようです。
天然素材の美容コスメ
こちらは、美容コスメのお店。ドライハーブやドライフラワー、ハマム(公衆浴場)で使うガスール(クレイ)やサボンノワール(石鹸)、アルガンオイル、ローズウォーター、色とりどりの顔料など、天然素材の美容アイテムが並んでいます。さすが、美容大国です。
向かって左にはローズがあります。モロッコはローズで有名ですね。
分かるものは、ローズヒップとカモミールくらい。手前左の赤い花が気になります。
ミント、サフラン、ローリエ、オレガノなどなど。分からないものがいっぱい。
手前の向かって右から二番目は、アルガンの実。その上の白いものは、ミョウバンの結晶。左上の木の棒のようなものは、デンタルケア用品。棒に巻いてある樹皮をちぎって歯垢を取り除いたり、口の中に入れて噛んだりするのだそうです。
本当に豊富です。
口紅です。木製ケースに顔料を入れ、差し入れてあるスティックで唇に塗るのだそうです。
ドライだけでなく、フレッシュなハーブも売られていました。こちらはミント。
皮製スリッパ「バブーシュ」
モロッコらしいものの一つ、「バブーシュ」です。革製のスリッパで、室内外で履きます。かかと部分はありますが、折られています。形は大きく分けて二つあり、つま先部分が丸いものは「ベルベル」タイプ、尖ったものは「アラビック」タイプです。
モロッコらしいタッセル付きや、刺繍が施されたもの、そしてシンプルなものもあります。怪しいプリントも…。
真鍮製品・銅製品
職人さんの作る真鍮製品や銅製品を扱うお店もたくさんありました。透かしの幾何学模様が美しいランプシェードです。幻想的です。
こちらはアンティークですね。
モロッコ陶器
幾何学模様が施された美しい食器もたくさん。
タジン鍋。サイズも色も様々。
こちらのお店はモダンな雰囲気。
モロッカンラグ
モロッコは絨毯も有名です。ピンク色の土壁に鮮やかな絨毯が展示されています。
ファッション
結婚式などのお祝いの席で着用する民族衣装の「カフタン」です。生地も刺繍も光沢があり、キラキラと眩いです。ウエストにベルトがあるのが特徴のようです。
こちらはベリーダンスの衣装とアクセサリーのお店ですね。こちらもキラキラ。
モロッカンバスケット
かごバッグもたくさん売っていました。
スークで出合う動物たち
スークは細い道が入り組んでいるため、荷物の運搬にロバが活躍していました。スレスレの距離を通り過ぎていくこともしばしば。
マラケシュのみならず、モロッコはネコが多いです。
以上、マラケシュのスーク(市場)でした。
>> 次は、メディナ(旧市街)の外れにある、皮なめし職人地区をご紹介します。
─ マラケシュ ─
(3) 世界最大スークを歩く (4) 皮なめし職人地区
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