★こちらのページは 梅雨入りした上高地へ その2 からの続きです。
明神から河童橋へ(梓川右岸コース)
河童橋へ戻りましょう。
蝮草(マムシグサ)
サトイモ科テンナンショウ属の多年草です。
梓川
雨降りにもかかわらず、梓川の水はエメラルドグリーンのままです。
ここはガラパゴス諸島でしょうか。人間が来てもお構いなしです。しばらく人間が訪れなかったためですね。でも、決して目を合わせてはいけません。ご注意を。
水量は明らかに増えています。ですが、透明度は高いままです。
蓮華躑躅(レンゲツツジ)
岳沢湿原付近です。ツツジ科ツツジ属の落葉低木で有毒植物です。
蓮華躑躅(レンゲツツジ)山鳥薇(ヤマドリゼンマイ)
山鳥薇(ヤマドリゼンマイ)
名前は、褐色の細長い胞子葉が山鳥の尾のようなゼンマイ科の植物ということに由来します。ゼンマイ科ヤマドリゼンマイ属の多年草です。
河童橋まで戻ってきました。誰もいません。
上高地インフォメーションセンター
上高地バスターミナル近くの「上高地インフォメーションセンター」に立ち寄ると、現在咲いている花の情報がありました。有難いと感謝しながら眺めていると、鍾馗蘭(ショウキラン)を見逃してきたことに気付きました。すると、スタッフの方が「すぐ近くに咲いていますよ」と言って、実際に咲いている場所まで案内してくれました。なんとお礼をお伝えしたらよいのやら。本当に感謝です。
鍾馗蘭(ショウキラン)
です!名前は、花の形を烏帽子をかぶった鍾馗の姿に由来するそうです。鍾馗は、中国の民間伝承に伝わる道教系の神様のことです。
ラン科ショウキラン属の多年草です。
何度訪れても、新しい発見と、新しい感動に包まれる上高地。やっぱり上高地はいいなぁ、自然はいいなぁ、散策はいいなぁと感じた一日でした。
数年ぶりの「信州トラベラー」、良い幕開けとなりました。
以上、「梅雨入りした上高地」のご紹介でした。
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― 梅雨入りした上高地へ ―
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