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  • 執筆者の写真Tomoka Miyata

【ご報告】2022年8月4日『城町文庫』vol.11 涼を感じる世界旅 一緒に世界を旅しませんか?


イベントを開催しました

2022年8月4日、[信州松本 城町文庫] × [ワールドトラベラーTOMOKA] コラボ企画、 「一緒に世界を旅しませんか?」vol.11を開催しました。


参加いただきました皆さま、楽しい時間をありがとうございました。



皆さまよりお預かりした参加費の全額を「認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金」へ寄付いたしましたので、ご報告いたします。




涼を感じる世界旅 ①オーロラ

まず皆さんにご紹介したのが、カナダのイエローナイフでの「オーロラ鑑賞ツアー」です。

イエローナイフ「オーロラ鑑賞ツアー」(プレゼン資料より)
イエローナイフ「オーロラ鑑賞ツアー」(プレゼン資料より)

イエローナイフ4泊5日で予定を組んで行ったのですが、上の画像のように見ることができたのは、最後の夜 でした。マイナス26度の中を6時間、辛抱強く待ったご褒美のようなオーロラでした。


実は、それまでの3日間、全くオーロラが出ていなかったわけではありません。ですが、私は、自信をもって「オーロラを見た」とは言い切れませんでした。「あそこにオーロラが出ているよ」と教えてもらっても、「うーん」と首を傾げていました。何故なら、皆がオーロラだと指さすものは、私には「雲」にしか見えなかったからです。


どうして 私の目には オーロラが 映らないの?

そんな悔しい思いから、私は、その謎を解こうと、いろいろと調べました。

そこから分かった興味深いことは、次のことです。



雲があると星は見えないけど、オーロラの場合は星が見える


つまり、皆がオーロラと言っていたもの(私には雲にしか見えなかったもの)が、雲なのかオーロラなのかを見分けるには、星が見えているかどうかを確認すればいいのです。その向こうに星が見えていればオーロラ、星が見えていなければ雲、というわけです。ふむふむ。



人の目は明暗を区別するのは得意だけれど、暗闇の中で色を見分けるのは不得意


暗闇で白っぽく見えていても、実は色がついているかもしれない、ということです。ぱっと見て白いから雲、と決めつけるのではなく、人の目の特性を踏まえて観察することが必要。なるほど。



人の目は、慣れてくると、色を見分けられるようになる


暗い中でも、しばらく見続けていると、目が慣れて、色が見えてくる。これは経験から大いに納得です。オーロラ鑑賞の際は、しばらく眺めて目を慣れさせる必要がある。また、普段からオーロラを見ている人は目が慣れているから、オーロラを発見しやすいことも理解しておいたほうが良さそうですね。



それまでの私は、「オーロラは、シンプルで分かりやすい、エンターテイメント性の高い自然現象」だと思っていました。ですが、「私の目にはオーロラは映らない」という悔しい思いを抱いた故、「それは何故だ?」とあーだこーだインターネットで調べ、オーロラの仕組みのみならず、人の目の特性などにも思いを巡らす時間を持ちました。そして、それを頭の片隅に置きながら、オーロラを探しました。


これはちょっと得した気分になりました。無意識だったことに目を向けられるって、楽しいですよね。



などと言っていますが、最終的には、そんなごちゃごちゃした考えは一瞬で吹き飛んでしまうような感動的なオーロラを目撃し、感動の涙を流したんですけどね。

イエローナイフ「オーロラ鑑賞ツアー」(プレゼン資料より)
イエローナイフ「オーロラ鑑賞ツアー」(プレゼン資料より)


イエローナイフ「オーロラ鑑賞ツアー」については、旅の記録のページに詳しく掲載しています。




涼を感じる世界旅 ②ナイアガラの滝

「ここはどこでしょう?」というクイズから始まった、ナイアガラの滝のお話。

ナイアガラの滝(プレゼン資料より)
ナイアガラの滝(プレゼン資料より)


世界三大瀑布である「ナイアガラの滝」「イグアスの滝」「ヴィクトリアの滝」はすべて世界遺産と思われがちですが、実はナイアガラの滝だけ世界遺産ではない!という衝撃的なお話をしました。

ナイアガラの滝(プレゼン資料より)
ナイアガラの滝(プレゼン資料より)


世界遺産とならない理由の一つ、「滝の周辺が人工的に開拓されている」については、本当にその通りでした。下の画像がそれ。

ナイアガラの滝(プレゼン資料より)
ナイアガラの滝(プレゼン資料より)

ギラついていますねー。普段は都会よりも自然!の私なのですが、久しぶりにみるギラつき感に、ちょっとだけ心ときめいてしまいました。




涼を感じる世界旅 ③アイスランド

世界を旅したなかで、自然で最も感動した場所は?と尋ねられたならば、私は迷うことなく「アイスランド」と答えます。いつか皆さんにアイスランドの素晴らしさをお伝えしたいと思いながらも、その素晴らしさは私のキャパをはるかに超え、なかなかお伝えする機会を作れずにいます。


そんなアイスランドですが、「涼を感じる素晴らしい自然」として、今回ご紹介しました。



まずは、オーロラ。「この辺りで今日は寝よう」と、レンタカーを停めて電気を消したら、なんと目の前に現れたのです。

アイスランド(プレゼン資料より)
アイスランド(プレゼン資料より)


こちらは、ゴーザフォスです。「神々の滝」という意味を持つのだそうです。

ゴーザフォス(プレゼン資料より)
ゴーザフォス(プレゼン資料より)


そして、その対岸。被写体は滝だけではない、その対岸までも美しい。

ゴーザフォス(プレゼン資料より)
ゴーザフォス(プレゼン資料より)


実は私、アイスランドでは、あまりたくさんの写真を撮れずにいました。何故なら、あまりにも素晴らしくて、どう撮っていいのか分からなかったからです。自分のキャパをはるかに超えて、手も足も出なかったのです。



こちらは、もふもふのヒツジ。すっかり虜に。

もふもふのヒツジ(プレゼン資料より)
もふもふのヒツジ(プレゼン資料より)


ヨークルスアゥルロゥン氷河湖。生まれて初めて見た氷河。氷河と認識する前に、遠くに見えたその色に、涙が流れました。

ヨークルスアゥルロゥン氷河湖(プレゼン資料より)
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖(プレゼン資料より)




今回も、参加された皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。本当に楽しかった!


皆さんに「涼」をお届けできたかしら?


またお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました!

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