ー 城町文庫 × ワールドトラベラーTOMOKA ー
世界三周半トラベラーと一緒に世界を旅しませんか?
楽しい「旅トーク」イベント!
旅好き・発見好き・楽しいこと好きなアナタにお届けしたい 「旅トーク」 !
世界3周半トラベラーTOMOKAと一緒に、旅を感じる楽しい時間を過ごしませんか?
もちろん旅の初心者も大歓迎♪ 是非お気軽にご参加ください。
ラオス
~「無い」ことの愛おしさを知る旅~
第三弾の今回は、55ヶ国を旅した中で特に印象に残っている場所のひとつ「ラオス」をご紹介します。
※以下、信濃毎日新聞松本専売所『M's Life』2020年3月号掲載 "ワールドトラベラーTOMOKA「世界3周半旅行記」"より抜粋
帰国後ラオスを想う時、私は郷愁の念に似た感覚を覚える。日本に居ながらにして異国に郷愁の念とは矛盾しているが、ラオスの風景や人々へ想いを馳せる時、それはまるでキラキラとした幼少期を回想するのに似ているのである。特別な出来事を期待することなく、それでも毎日が輝きに満ち、その日を精一杯生きていたあの日々に。
世界を巡り数多くの感動を味わってきたが、あんなふうに静かで穏やかな気持ちに包まれたのはラオスだけではないかと思う。風景はどこか懐かしく、人々は切ないほどに正直で控えめであった。「外国人」とはある程度の距離を保ちながら彼らは彼らの生活を送っているような印象を受けた。
たまに近寄ってくるのだが、それは日常の延長のようなタイミングだった。たとえば自転車を借りて田舎道を走っている時のこと。チェーンが外れて困っていると、どこからか少年たちが駆け寄ってきて、さっと直してさっと去っていった。またある時は未舗装の道をガタガタと自転車をこいでいると、女の子が駆け寄ってきて、まるでご近所さんを見つけたかのように家まで乗せていってとちょこんと荷台に座ってきた。
メコン川にも幾度となく心を奪われた。メコン川は様々な表情を見せてくれた。朝のメコン川は素敵な一日を予感させ、夕暮れ時のメコン川は一日の感謝を伝えずにはいられなくさせた。彼らの生活の中にあるメコン川も見た。大迫力のメコン川の滝も見た。メコン川の水はとても澄んでいて、茶色いのは土の色だと知った。
ラオスは派手な観光スポットなどない国だが、お金で買える幸せなどちっぽけなものだと改めて気付かせてくれた、私にとっては宝物のような国だ。
TOMOKA的「地球の歩き方」
イベントの中で、最も熱が入ってしまうのが「旅から学んだこと」のお話。TOMOKA的「地球の歩き方」シリーズとして、今回もお届けします。
イベントの概要
【日 時】
(1) 2021年 7月 25日(日)10:00~12:00(キャンセル待ち)
(2) 2021年 8月 2日(月)18:00~20:00(キャンセル待ち)
※同じ内容で開催します。ご都合に合わせて、お選びください。
【場 所】城町文庫(長野県松本市開智1-3-8)
※下に地図を記してあります。
【参加費】2,000円(税込・コーヒー付き)
※お支払いは当日会場で現金/PayPayでお願いします。
【定 員】各4名様
【お申込フォーム】https://forms.gle/7rM1btJJGHeUABPx8
【お問合せ】TOMOKAまでメールでお願いします。
メールアドレス:world.traveller.tomoka@gmail.com
城町文庫の場所はこちらです。
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