2017/12/29~2018/1/8 チリ
トーレス・デル・パイネをトレッキング
前日のバスツアーに続き、今日は「トーレス・デル・パイネ国立公園(Parque nacional Torres del Paine)」をトレッキングします。往復20キロほどです。
今日も滞在中のプエルト・ナタレスから出発です。「トーレス・デル・パイネ国立公園」の場所はコチラです。
まずはバスでアマルガ湖公園管理局 へ向かいます。

さて、トレッキングのスタートです。これから目指す山々が見えます。向かって左の大きな山が「パイネ・グランデ(Paine Grrande)」です。4つの峰を持ち、主峰は3,050メートルです。その右に「トーレス・デル・パイネ(パイネの塔、Torres del Paine)」があります。

岩峰「トーレス・デル・パイネ(パイネの塔)」です。

歩道は整備されていて歩きやすいです。

途中、様々な花に出合いました。こちらは「クロラエア・マゲラニカ(Chloraea magellanica)」という、 世界最南に分布する蘭です。

こちらは「チャウラ(Chura)」の実です。食べられます。

ウサギギクに似ています。

こちらは、ここパタゴニアで「トパトパ(Topa Topa)」と呼ばれる花です。巾着草(キンチャクソウ)の仲間ですね。

スペイン語では「カルセオラリア・ビフローラ(Calceolaria biflora)」。カルセオラリア(Calceolaria)は、靴やスリッパを意味する「Zapato」の小さいもの「Zapatito」に由来するそうです。確かに小さな靴やスリッパに見えます。

スペイン語の「~ito」「~ita」って可愛いですよね。単語のあとに「~ito」「~ita」をつけると、小さくなっちゃう。例えば、PerroはPerrito(子犬)、PlatoはPlatito (小皿)、CucharaはCucharita(小さなスプーン)など。

こちらはマメ科の植物っぽいですね。なんとかエンドウ?

こちらは蘭ですね。

さて、歩みを進めましょう。振り返ると、こんな景色が広がっていました。

前を見ると、こんな景色!

あら、せっかく上ってきたのに、下ってしまうのね。

橋を渡ります。

川の水は飲めるほどキレイです。山の水は美味しいです。

いよいよ目的地が近づいてきました。この案内板を見ると、展望台までの坂が急だったことがよく分かります。

見えてきました。もう一息です。ここは風が非常に強いです。足場もあまり良くありません。一歩一歩、丁寧に進みましょう。

到着しました~!強風のなか見上げる3つの塔。神々しい!

感慨無量です。

3つの岩峰の標高は、向かって左から、2,850、2,800、2,600メートルです。先程の案内板には、展望台は875メートルと書いてありました。ということは、あの岩峰の高さは…。

風が強いです。雲がどんどん流れていきます。長居すると体が冷えてしまいそうなので、そろそろ戻ったほうが良さそうです。が、ここを立ち去るのは勇気がいります。もっと見ていたいです。

こんな景色もあります。バラエティに富んでいます。

空が青いです。

ここまで戻ってきました。変化に富んだコースで飽きることなくずっと楽しめました。この下り坂で筋肉を酷使していたことに気付きました。

戻ってきました。

素晴らしい一日でした。パタゴニア、すごい!
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