イベントを開催しました
2022年11月6日、 [信州松本 城町文庫] × [ワールドトラベラーTOMOKA] コラボ企画、 「一緒に世界を旅しませんか?」vol.14を開催しました。
参加いただきました皆さま、楽しい時間をありがとうございました。おしゃべりに夢中になり、またも写真撮影を忘れてしまいました。
皆さまよりお預かりした参加費の全額を「認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金」へ寄付いたしましたので、ご報告いたします。
恒例のクイズから
クイズです。ガラパゴス諸島は、下の5つのうち、どれでしょう?
正解は、
④でした。長野県の約60%、半分よりちょっと大きいくらい。
今回もオモシロ動物特集!
前回に引き続き、今回もガラパゴス諸島の動物たちをご紹介いたしました。
青い足の大スター「アオアシカツオドリ」
最初にご紹介したのが、ガラパゴス諸島の大スター「アオアシカツオドリ」。特徴はなんといっても、この「青い足」。鮮やかな青色をしています。
アオアシカツオドリは、人がいても逃げない性質のようで、私が近づいて行っても、全くお構いなし。おかげで、じーっくり観察することができました。かわいかった。
さて、この青い足なのですが、なぜ青いのかというと、青魚を食べるからのようです(詳しいことは分かりませんが)。そして、オスは足が青ければ青いほど、モテるのだそうです。足が青い=しっかり食べている=健康な証拠、ということでしょう。
青い足をペタペタと上げて披露する「求愛ダンス」は、かわいくて見応え十分。参加された皆さんへは動画を見ていただきました。
スター発掘!「アカアシカツオドリ」
出会うまで存在すら知らなかったのですが、出会って一瞬で心奪われ、一目惚れしてしまったのが、こちらの「アカアシカツオドリ」。あー、かわいい。
特徴は、アオアシカツオドリと同様、足の色なのですが、それ以上に私を惹きつけたのは、この「お顔」です。水色のくちばしに、ほんのりピンク色。なんて可愛らしいのでしょう。
ガラパゴスといえば「ゾウガメ」
ガラパゴス諸島を象徴する動物といえば、ガラパゴスゾウガメ。「ガラパゴス」はスペイン語で「カメ」という意味です。
歩く姿をご覧ください。
お食事姿もどうぞ。
何匹かの「有名ゾウガメ」をご紹介しましたが、そのうちの1匹、種の絶滅を救った英雄「ディエゴ」をご紹介しましょう。
絶滅の危機に瀕したエスパニョーラ・ゾウガメ。1960年代、米サンディエゴ動物園のオス 3匹・メス12匹を妊活隊としてガラパゴスのエスパニョーラ島に派遣。妊活隊の活躍により、2,000匹を超えるまでに回復。中でも大活躍だったのが、オスのディエゴ。彼の子孫は驚きの800匹!下の画像は、妊活隊がエスパニョーラ島に派遣される様子。チャールズ・ダーウィン研究所にありました。
ディエゴは、2020年6月15日に引退したそう。ニュースになっていましたよ。
▼AFPBB News「救世主の雄ガメ、帰還はおんぶで」
進化論のお話
お恥ずかしながら、私はダーウィンの「進化論」をよく理解しないまま大人になってしまいました。なので、これは良い機会とばかりに「進化論」を勉強し、ガラパゴスで見てきた「ダーウィンフィンチ」を紹介しながら、皆さんと共有しました。
進化論でいう「進化」は、努力や進歩ではなく、あくまで「結果」。変化に対応したものが結果生き残った、ということなのですよね。
そして「進化論の誤用例」について。ご参考まで。
▼朝日新聞「進化論をマンガが誤用 学会が反対声明『論理的に誤り』」
ガラパゴスごはん
ガラパゴスは固有の動植物が多く生息する特別な場所ではありますが、ここで暮らす人々もいて、観光客向けのレストランだけでなく、島民向けの食堂やお店もありました。
下は、ガラパゴスで食べたセビッチェ。ペルーのセビッチェとはずいぶん違います。
セビッチェとは「魚介のマリネ」なのですが、エクアドルのセビッチェは、茹で汁を加えた「つゆだく」です。そしてポップコーンが添えられます。
朝食で食べたもの。美味しかったなぁ。
2回にわたってお届けしました「ガラパゴスのオモシロ動物特集」。今回も皆さんとおしゃべりしながら、楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
ガラパゴスを旅して、旅を振り返って、そして旅を皆さんと共有することで改めて感じたのは、動物たちと共に生きることの愛おしさ。「生命の樹」という一つの巨大な連鎖で繋がっている全ての生物たちと、共に美しく続いていきますように。
また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。
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