2015/4/29~5/13 モロッコ
宿の仲間とウォーキングツアー
サハラ砂漠ツアー後、一緒にフェズまで移動してきた旅仲間と、フェズ・エル・バリ(フェズ旧市街)を歩いて回る「ウォーキングツアー」に出かけました。
フェズ旧市街の場所の確認です。
まずは、歴史的に有名な場所などを画像とともにご紹介します。
ブー・ジュルード門
旧市街フェズ・エル・バリの西の玄関です。壁面はタイルで覆われており、外側は青色、内側は緑色をしています。中央のアーチからは、ブー・イナーニーヤ・マドラサ(神学校)のミナレット(塔)が見えます。4枚目は前日の夜に撮影したものです。
ブー・イナニア・マドラサ(神学校)
ブー・ジュルード門からすぐにあります。
1351年から1356年にかけてベルベル人の王アブー・イナーン・ファーリスによって建設されており、マリーン朝における代表的な建築物として知られているそうです(Wikiより)。
サファリーン広場
鍛冶職人さんが銅製品を作っていました。コンコンカンカンと音を立てながら美しく仕上げていく様子はお見事!
タンネリ・ショワラ(皮なめし職人街)
マラケシュでも皮なめし地区を訪れましたが(詳しくは「マラケシュ(4) 皮なめし職人地区」にて紹介)、やはり規模はフェズのほうが大きかったです。
臭いを緩和させるため、ミントの葉を鼻に翳しながらの見学。炎天下の中、過酷な環境下での重労働。こうして革製品が作られているのかと思うと、考えさせられるものがあります。
カラウィーン・モスク
世界に現存する最古の継続的に活動している教育機関だそうです。外からの見学のみ。
サヴィア・ムーレイ・イドリス廟
フェズのメディナの建設者ムーレイ・イドリス2世の霊廟があります。信者にとってはまさに聖地。外からの見学のみ。
ネジャーリン広場
ネジャーリンとはアラビア語で「大工」を意味し、この辺りは木工店や家具屋が多い地区です。木工芸博物館もありました。またモザイクタイルの美しい水飲み場(ネジャーリンの泉)もありました。
何故このページを「学んで楽しむ編」としたのか?…理由はガイドさんにあります。
下の画像は一緒に回った仲間ですが、中央やや向かって右の紳士がガイドさん。風貌も説明の仕方も「教授」といった雰囲気を持っており、誰からともなく「プロフェッサー」と呼ぶようになりました。プロフェッサーという響きは、呼ぶ側・呼ばれる側ともに全く違和感がなく、ウォーキングツアーというより大学のゼミのような一日でした。
>> 続いては、難しいことは横に置いて、フェズを「感覚で楽しむ編」です。
─ フェズ ─
(1) ウォーキングツアー その1 学んで楽しむ編
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