イベントを開催しました
2023年1月9日、 [信州松本 城町文庫] × [ワールドトラベラーTOMOKA] コラボ企画、 「一緒に世界を旅しませんか?」vol.16を開催しました。参加いただきました皆さま、楽しい時間をありがとうございました。¡ Muchas gracias !
皆さまよりお預かりした参加費の一部を「認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金」へ寄付いたしましたので、ご報告いたします。
今回のおやつ
今回はおやつとして、メキシコの「カカオ豆」をご用意いたしました。
なぜ「カカオ豆」をご用意したのかといいますと、チョコレートの原料であるカカオは、メソアメリカが起源といわれています。古代メキシコでは、カカオは「神様の食べ物」として重宝されていました。また、マヤ・アステカの王族や戦士たちは、すりつぶたカカオにトウモロコシ粉やスパイスなどを加え、薬のようなものとして飲んでいたそうです。
そこで、今回は皆さまに、古代メキシコに思いを馳せて、「カカオ豆」を試食していただくこととしました。
甘みが加えられていない「カカオ豆」は、当然甘くはありません。しかし、しっかりと香りを感じられて、美味しかったです。皆さまにも大好評でした。
殻はとても薄いので、簡単に剝がせますし、殻つきでも全く違和感なく食べられました(というより、剥がすのを忘れて食べていました)。
ソチミルコ
メキシコシティの中心部から南へ28キロに、アステカ以来の伝統を色濃く残す町「ソチミルコ(Xochimilco)」があります。
トラヒネラと呼ばれるボートに乗って、ソチミルコを遊覧したときの様子をご紹介しました。下の画像に大きな生き物が描かれていますが、皆さん、なにか分かりますか?
正解は、ウーパールーパーでした。
ウーパールーパーの正式名称は「メキシコサンショウウオ」。メキシコ原産です。アステカ神話にも登場し、新50ペソにも描かれています。ウーパールーパーは、大昔からメキシコと縁が深く、今も大切にされているのです。
テノチティトラン
アステカ中心都市「テノチティトラン」について、撮影してきた画像をもとにお話しました。
太陽神ウィツィロポチトリに導かれ、原郷アストランの人々は新天地を目指します。
出発の様子。
太陽神ウィツィロポチトリが宣言します。
「サボテンの上に、ヘビをくわえた、ワシのいる、此処こそが、其の地だ!」
そして、其の地であるテノチティトランに都をつくりました。「サボテンの上に、ヘビをくわえた、ワシのいる」場所は、現在のメキシコの国旗に描かれていますね。
下の地図の赤い線で囲まれたところは、テノチティトランの中心にある巨大神殿「テンプロ・マヨール」です。
そして、その「テンプロ・マヨール」が、ここです。
「テンプロ・マヨール」の展示室にあった、死の神「ミクトランテクートリ」。今回、最も参加された皆さんの心をつかんだのは、この「ミクトランテクートリ」だったと思います。
世界旅を通じて学んだこと
世界旅、とりわけメキシコの旅で学んだことは、肩の力の抜き方と人生の楽しみ方。
そのために大切にしたいと思っていることは「人に優しく、自分にも優しく」ということ。
今回も皆さんと楽しい時間を過ごせました。
また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました!
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